学びのデザイン研究会第24回例会にて。

 シチズンシップ共育企画では、関西圏のファシリテーターの経験知を共有しながら、よりよい学び・創造の場が広がることを目指して、「学びのデザイン研究会」を隔月開催しています。第24回例会では、「教育ファシリテーター講座2009を解体する」というお題のもと、本講座の「ふりかえり」を題材に取り上げました(話題提供:鈴木陵、ファシリテーター:川中大輔)。

 テーマは「実習からの学びをどう深めるか?」。今年の本講座では、基礎編・中級編・上級編とコースレベルがあがっていく中で、ふりかえりの方法も大きく変わっていったのですが、そのことが「学び」の質にどう影響したのかを検討しました。

 体験学習の循環過程がきちんとまわるように、「場面場面で何が起こっていたのか?」というプロセスと、みんながしっかり向き合い、そこからの問いを温めていく場をどう創り出すか?ということについて、今回編み出した方法の到達点と課題が明らかになりました。次年度は、より精度の上がったふりかえりができそうです。どうぞお楽しみに!

 なお、学びのデザイン研究会、次回は11月25日(水)の夜。次回は「政策形成への市民参加ワークショップが機能するためには?(仮題)」をテーマに実施します。ご参加希望の方は、シチズンシップ共育企画のウェブサイトよりお問合せください。(かわなか)

 *本ブログは先のエントリーの通り、講座関連情報があった場合を除き、原則「教育ファシリテーター講座2010」が始動するまで更新を停止します。